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採用動画の作り方と制作会社の選び方|費用相場と効果【2026年版】

赤尾駿

監修:赤尾駿(株式会社Anima 代表取締役)

Web制作歴9年・SNS運用歴4年|最終更新
読了 約9分
採用動画の作り方と制作会社の選び方|費用相場と効果【2026年版】

「採用動画を作りたいが、費用はいくらで、本当に効果があるのか」——本記事は、採用動画の費用相場・効果・作り方・制作会社の選び方を、事例を交えて解説します。結論、採用動画は1本20〜80万円が中心相場で、効果を分けるのは「かっこよさ」ではなく「求職者の不安に答え、応募まで導く設計」です。

この記事の要点

  • 採用動画の費用相場は1本20〜80万円(インタビュー中心〜本格ロケで変動)
  • 効果は「かっこよさ」でなく「働くイメージが伝わり応募につながるか」で決まる
  • 採用サイト・SNS・求人媒体と組み合わせて使うと効果が最大化する

採用動画にはどんな効果がある?

採用動画は、テキストや写真では伝わりにくい職場の雰囲気・人・働き方を短時間で伝えられます。主な効果は次の通りです。

  • 入社後のミスマッチを減らす:リアルな現場を見せることで認識のズレを防ぐ
  • 応募の質と数を高める:共感した人が応募し、母集団の質が上がる
  • 採用サイト・SNSの反応を上げる:滞在時間や再生数が伸びる

ただし「作れば応募が増える」わけではありません。誰に何を伝えて応募まで導くかの設計があって初めて効果が出ます。

採用動画の種類と費用相場はいくら?

種類費用の目安(1本)内容
社員インタビュー10〜30万円1日撮影・編集中心
会社紹介・1日密着30〜60万円構成・複数カット・ナレーション
ブランドムービー60〜100万円〜企画・本格ロケ・演出込み

SNS用の縦型ショートなら数万円から作れます。予算が限られる場合は、まずインタビューや1日密着から始め、SNSに横展開するのが費用対効果が高い進め方です。動画制作全般の相場は動画制作の外注費用ガイドを参考にしてください。

採用動画の費用相場(1本) 0 20 40 60万 社員インタビュー 10〜30万 会社紹介・1日密着 30〜60万
インタビュー中心は抑えめ、複数カット・ナレーション込みで上がる。

依頼先別の費用相場

依頼先費用の目安向いているケース
フリーランス5〜20万円撮影済み素材の編集が中心。企画は自社で持てる
映像制作会社30〜100万円〜企画・ロケ・演出まで任せたい。会社の顔になる1本
採用支援会社50〜150万円〜採用媒体・採用サイトとセットで設計したい
定額制(サブスク)月額制ショートを継続的に出し続ける。本数で考える

採用動画は「1本の完成度」で勝負するか「本数と鮮度」で勝負するかで最適な依頼先が変わります。会社紹介ムービーのように長く使う1本なら制作会社、TikTokやリールで継続発信するなら定額制のほうが1本あたりは下がります。

費用を左右する4つの要素

  1. 撮影日数と拠点数:複数拠点・複数職種を撮ると、その分だけ日数と移動費が積み上がります
  2. 出演者の調整:社員インタビューは人選・日程調整・事前ヒアリングの工数が意外に大きい部分です
  3. ナレーション・音楽:プロのナレーターや楽曲のライセンスを入れると数万円〜が加算されます
  4. 納品する尺のバリエーション:本編に加えて30秒版・縦型ショート版を作ると編集工数が増えます。ただし最初からセットで頼むほうが、後から作り直すより安く済みます

予算を抑えるなら「素材を貯める」発想に切り替える

採用動画で費用がかさむ最大の要因は撮影です。逆に言えば、一度の撮影で素材をまとめて確保し、そこから複数本を編集で作り分けると単価は大きく下がります。会社紹介の撮影日に、社員インタビュー・現場カット・オフィスの雰囲気まで撮っておけば、そこから縦型ショートを何本も切り出せます。

採用は通年で動くため、1本の大作より「更新し続けられる状態」のほうが効きます。年に1回100万円の1本を作るより、素材を貯めて月数本のショートを出し続けるほうが、応募者が見る機会は増えます。

見積もりで確認したい3点

  • 撮影素材の権利と二次利用:撮った素材を採用サイト・SNS・説明会資料に転用できるか。転用が別料金だと後から効いてきます
  • 修正回数の上限:出演社員の確認が入るぶん、採用動画は修正が発生しやすい領域です
  • 退職者が映った場合の差し替え:数年使う前提なら、部分差し替えの費用感を先に確認しておきます

応募につながる採用動画の作り方

ターゲットと”見せたい不安の解消”を決める

「どんな人に来てほしいか」と「その人が抱く不安(人間関係・成長・働き方)」を先に決め、そこに答える内容にします。

飾りすぎず、リアルを見せる

作り込みすぎた動画は逆に不信感を生みます。実際の社員・現場のリアルが最も響きます。

採用サイト・SNS・求人媒体に載せて回す

動画は置き場所が命。採用サイト・SNS・求人媒体で使い回して接触回数を増やしましょう。採用サイト自体の作り方は採用サイト制作ガイドで解説しています。

生成AIで素材・編集を効率化する

字幕・ナレーション・サムネイルなどは生成AIで短時間に量産でき、SNS向けの本数を増やせます。詳しくは生成AIでの動画作成をご覧ください。

応募につながる採用動画のポイント 求職者の不安・疑問に応える構成 現場・社員のリアルを見せる 媒体(採用サイト/SNS)に合う尺 継続的に更新できる体制
“採用の目的”に沿った構成と継続性が応募数を分ける。

採用動画・動画制作会社の選び方(どう選ぶ?)

① 企画・構成から作れるか(撮影・編集だけでない)
② 応募・採用の視点で設計できるか(採用広報の理解)
③ SNS向けの横展開・量産に対応できるか
④ 採用サイトや求人クリエイティブまで一貫で頼めるか

採用・動画制作の事例

撮影素材から企画・編集まで一気通貫で再生数2倍(株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ)
東証プライム上場のT&G様では、撮影素材を渡すだけで企画から編集まで支援し、2ヶ月でInstagram再生数を約2倍に伸ばしました。

採用強化の導入事例:媒体だけでは職場の雰囲気が伝わらない

※当社の実案件をもとにした代表的な事例です。

業種精密加工・製造業(BtoB/大阪本社・複数拠点)
会社規模中小〜中堅メーカー
想定サイト非公開
課題高い技術力を持つが知名度が低く、若手・技術人材の採用で母集団が集まらない。専門的な加工技術は求人票では魅力が伝わりにくかった。
支援内容現場・技術・働く人を短尺で見せる採用向けTikTokショート動画を企画・制作し、継続発信。
成果文章では伝わらなかった現場の魅力・技術力が動画で伝わり、採用の母集団形成につながる発信基盤を構築。

工場の現場そのものを見せる(大阪の精密加工メーカー・BtoB製造業)
同社では採用向けのTikTokに加え、工場現場のショート動画も制作しています。ものづくりの工程や技術を短尺で可視化することで、求人票では伝わらない「何を作っている会社か」を入口で示し、認知と採用の両方の導線をSNS上に作りました。

縦型ショートで発信を継続した実績
採用文脈以外でも、縦型ショートの運用設計から投稿までを継続支援しています。商業施設・シェアスペースでは開始1ヶ月で平均2,000回再生、地域の温浴・サウナ施設では撮影素材ゼロの状態から立ち上げ、フォロワー数千規模まで伸ばしました。採用向けショートも、この「継続的に出し続ける体制」をそのまま応用できます。

多拠点でブランドを統一した動画量産(AICエデュケーション株式会社)
教育事業のAIC様では、動画・バナー・サイネージをブランド統一で量産し、複数拠点で一貫した発信を実現しました。ほかにも多数の制作実績があります。

Animaの採用・動画制作事例

よくあるご質問

Q. 採用動画の費用相場はいくらですか?
A. 社員インタビューで10〜30万円、会社紹介・1日密着で30〜60万円、ブランドムービーで60〜100万円〜が目安です。SNS用ショートは数万円から作れます。

Q. 採用動画に効果はありますか?
A. 入社後のミスマッチ低減、応募の質・数の向上、採用サイトやSNSの反応向上といった効果があります。ただし応募まで導く設計が前提です。

Q. どんな内容にすれば応募が増えますか?
A. ターゲットの不安(人間関係・成長・働き方)に答え、飾りすぎず現場のリアルを見せる内容が効果的です。

Q. 動画はどこに載せればいいですか?
A. 採用サイト・SNS・求人媒体に載せて使い回すのが基本です。接触回数を増やすほど効果が高まります。

Q. 予算が少なくても作れますか?
A. 可能です。インタビューや1日密着から始め、生成AIで字幕・サムネを効率化してSNSに横展開すると費用対効果が高くなります。

まとめ

採用動画は、費用相場(1本20〜80万円)より「求職者の不安に答え、応募まで導く設計」で成果が決まります。かっこよさより、リアルと導線を重視しましょう。採用サイト・SNS・求人クリエイティブまで一貫で任せたい場合はレンタルデザイン室、採用サイトは採用サイト制作ガイドをご覧ください。

赤尾駿

執筆・監修:赤尾駿 株式会社Anima 代表取締役

Web業界9年・SNS運用歴4年。制作会社を経て独立し、国内最大級クラウドソーシングでデザイナーランキング1位を獲得。Anima設立後は、複数領域(美容・エンタメ・ペット・サウナ・金融)で自社メディアを立ち上げ、合計で月間約3,000万PV規模まで育成し、その後、事業売却しました。現在は生成AI×クリエイティブの制作体制「レンタルデザイン室」を展開。