デザイン

「社員が作業に追われる」状態を脱し、本来の業務に集中できる体制へ

株式会社武蔵野

業種:
コンサルティング
従業員数:
約800名
株式会社武蔵野

※本ページの情報は2026年4月時点のものです。
※掲載しているクリエイティブには、弊社が提案用に作成したサンプル案・制作時点のデザインを含むため、実際の公開内容と一部異なる場合がございます。


株式会社Anima(東京都渋谷区/代表取締役 赤尾駿)は、株式会社武蔵野様の制作支援事例インタビューを公開しました。

株式会社武蔵野は、実証済みの「潰れない強い会社の仕組み」を中小企業に提供する経営コンサルティング会社です。従業員数約800名、売上高71億円(2025年4月実績)の規模を誇り、経営者アカデミー®会員制度経営サポートパートナー会員制度を通じて、全国1,000社以上の会員企業を含むのべ5,000社以上の中小企業経営者を強力にサポートしています。

セミナー・講演会も精力的に開催しており、年間を通じて多種多様な制作物が必要となります。さらに、経営コンサルティング事業という特性上、資料・LP・バナー・ウェブサイトの見せ方そのものが、会社の信頼性やブランド力に直結します。少しのミスや見せ方の粗さも許されにくく、「模範となる会社であること」が常に求められる環境です。

今回は、「社内にデザイナーがいない」「社員が資料作成などのノンコア業務に時間を取られている」という課題をどのように解決したのかに加え、今後期待していることについてもお伺いしました。

プロジェクトの概要

企業名

株式会社武蔵野

会社概要

業種:経営コンサルティング
従業員数:約800名(2025年4月)

ご支援内容

レンタルデザイン室

抱えていた課題

社内にデザイナーがいない

ご支援内容

– Webサイト作成/WordPress
– バナー
– LP
– 資料作成

制作支援を外部に依頼された背景を教えてください。

井上さま:

当社は、自社で実践して成果を上げた「潰れない会社の仕組み」を、全国の中小企業経営者様に向けて提供する経営コンサルティング事業を主軸としています。経営計画書の作成支援や、環境整備、IT活用など、多岐にわたる実践的なノウハウを、セミナーや講演会、そして独自の会員制度を通じてお伝えしています。

事業の性質上、私たちが発信する情報は非常に多岐にわたります。毎月のように開催される各種セミナーの集客用LP(ランディングページ)や告知バナー、会員様向けに発行する配布資料、コンサルタントが使用する提案書や研修テキスト、そして自社のコーポレートサイトやサービスサイトの継続的なコンテンツ更新など、制作物の種類と量は膨大です。

これまでは、これらの制作業務の多くを内製で賄っていました。ただ、社内でデザイン業務を担っていた人材が退職し、社内にデザイナーがいない状態になったことで、日常的に発生する細かな制作物まで社内で回すのが難しくなりました。新たに採用して体制を整えるよりも、外部へ委託しながら社員がコア業務に集中できる環境をつくる方が現実的だと考え、コンサルタントや営業担当者自身がPowerPointやWordを使って資料のデザインを整えたり、ウェブ担当者が一人でWordPressの更新作業に追われたりといった状況を見直したいと思うようになりました。

事業規模が拡大し、提供するサービスやセミナーの数が増えるにつれて、この「内製による制作業務の負担」は無視できないレベルに達していました。本来であれば、クライアント企業の経営課題に向き合い、コンサルティングの質を高めることに集中すべき社員が、資料のレイアウト調整やウェブサイトの文字修正といったノンコア業務に多くの時間を奪われていたのです。

この状況を打破し、社員が本来のコア業務に専念できる環境を整えるためには、多種多様な制作業務を包括的に、かつスピーディーに巻き取ってくれる外部パートナーの存在が急務でした。

構成・デザイン・WordPressまで一貫してリニューアル対応

これまで抱えていた課題を教えてください。

井上さま:

外部パートナーを探すにあたり、私たちが抱えていた課題は大きく4つありました。

一つ目は、社員のノンコア業務への時間消費です。先ほども触れましたが、コンサルタントが高い時給コストを使って「資料の見た目を整える」作業をしている状態は、会社全体として非常に非効率です。この時間を顧客対応や新規サービスの企画に振り向ける必要がありました。

二つ目は、ウェブサイトの更新遅延と属人化です。セミナー情報や経営コラムなど、ウェブサイトの更新頻度は非常に高いのですが、担当者が限られているため、更新が滞りがちでした。特にWordPressの操作やちょっとしたHTML/CSSの修正は、特定の担当者のスキルに依存しており、その担当者が不在だと情報発信がストップしてしまうというリスクを抱えていました。

三つ目は、社内にデザイナーがいないことによるデザインクオリティのばらつきです。非デザイナーの社員が作成した資料やバナーは、どうしてもデザインの統一感に欠け、素人っぽさが出てしまいます。特に当社のような経営コンサルティング事業では、資料やLPの品質そのものが会社の信頼性に直結します。経営者に向けて「仕組み化」や「生産性向上」をお伝えする立場だからこそ、ミスがあってはいけない見た目も含めて模範でなければならないというプレッシャーが常にあります。

四つ目は、外注時のコストと管理の手間、そして外注ならではの難しさです。デザイン会社に外注すれば品質は担保されますが、費用が高く、修正のたびに追加費用が発生するため、日常的な細々とした制作物までは依頼できません。また、「ウェブはA社、資料はB社」と分業すると、進行管理の手間が増えてしまい、本末転倒になってしまいます。加えて、実際に外注する中では、スピードが合わない意図と返ってくるものが噛み合わないこちらの意図をどこまで汲み取ってもらえるか不安確認作業が増えてかえって面倒になるといった難しさもありました。

「社員が資料の見た目を整えることに時間を使っている」という状態は、組織の生産性を大きく損なっていました。

弊社にご依頼いただいた決め手は何だったのでしょうか?

井上さま:

最大の決め手は、ウェブサイト作成・WordPress更新・バナー作成・資料作成という、全く異なる種類の制作物を「1つの窓口で一括対応」できることでした。

もともとは単発で、ウェブ制作のリニューアルを依頼していたのが始まりです。その際、構成の整理からデザイン、WordPress化までをまるっとお願いでき、進行もスムーズだったため、まずそこで安心感が生まれました。その後、公開後の運用や継続的なサポートについて相談したところ、現在のサービスをご紹介いただき、「この体制であれば、単発ではなく日常的に発生する制作業務までまとめてお願いできそうだ」と感じました。

これまでは、外注先を使い分けるか、社内で無理やり対応するかの二択しかありませんでした。Animaさんであれば、LPのコーディングから、セミナー告知バナーのデザイン、PowerPoint資料のブラッシュアップまで、あらゆる制作業務を一つの窓口に丸投げできます。これにより、担当者のディレクション工数や管理コストが劇的に削減されると考えました。

また、「定額制で修正し放題」という料金体系も、私たちのビジネスモデルに非常にマッチしていました。コンサルティングの現場では、クライアントへの提案資料やセミナー資料を、直前まで何度も修正・ブラッシュアップすることが当たり前です。修正のたびに費用が発生する従来の外注体制では、「もう少し良くしたい」という現場の改善意欲にブレーキがかかってしまいます。Animaさんの定額制であれば、コストを気にせず、納得いくまでクリエイティブの質を追求できる点に大きな魅力を感じました。

さらに、「初稿48時間以内」というスピード感も決め手の一つです。急遽決定したセミナーの告知バナーや、数日後のプレゼンに向けた資料のブラッシュアップなど、スピードが求められる場面でも、Animaさんなら確実に対応してくれるという安心感がありました。実際にお願いしてみても、スピードが助かっていると感じる場面は多く、ただ早いだけでなく、こちらの意図を汲み取ったうえで返してもらえるため、確認や修正の負担も少なく進められています。

※クローズ済みのセミナー内容になります。

実際の進行はどのように進みましたか?

井上さま:

依頼の流れは非常にシンプルで、チャットツール上で「これをお願いします」と投げるだけです。

資料作成:コンサルタントが作成したテキストベースのPowerPoint資料を渡すと、当社のトーン&マナーに合わせた見栄えの良いプロの資料に仕上げてくれました。今後はこの領域をさらに広げていきたいと考えています。現状、資料は複数名で継続的に運用している規模感で、一定のボリュームがある資料も少なくありません。ある程度骨組みのある状態で共有はできますが、ページごとのデザインの整い方や見せ方にばらつきが出やすく、伝えたいポイントがやや分散して見えてしまうこともありました。経営者向けに届ける資料だからこそ、全体としてもう一段クオリティを引き上げたいという思いがありました。

バナー作成:セミナーのタイトルと日時、ターゲットを伝えるだけで、翌日には複数パターンの告知バナーの初稿が届きます。

WordPress更新:「この記事をこのカテゴリに追加して」「このページのテキストをこう直して」といった細かな更新作業も、チャットで依頼するだけで迅速に対応してもらえます。

ウェブサイト作成:新しい会員向けサービスのLPなど、新規ページの作成もデザインからコーディングまで一貫して任せられます。特にLPは需要が高く、有料セミナー向けだけでもひと月に数本動くことがあります。社内ではWordPressで実装していますが、外注先によっては意図しているものと少し違う形で返ってくることもありました。その点、Animaさんは方向性を合わせながら進めてもらえるので助かっています。

特に印象的だったのは、「何を作ればいいか分からない」というフワッとした状態からでも相談に乗ってもらえる点です。「今度こういうテーマで大規模な講演会をやるのですが、集客のためにどんなクリエイティブが必要ですか?」と相談すると、LPの構成案から必要なバナーのサイズ一覧、配布資料のフォーマットまで、プロの視点から必要な制作物をリストアップして提案してくれます。単なる「作業の代行」ではなく、「制作のパートナー」として伴走してくれていると感じます。

また、今後特に期待しているのがセミナー資料・営業資料の改善です。経営者向けのセミナーとして使う以上、資料の見た目や伝わり方に“お粗末感”があってはいけません。ウェビナーで実施する都合上、文字の見せ方や情報の整理の仕方にも工夫が必要で、通常の資料以上に構成やデザインの設計が重要になります。こうした実運用まで含めて改善していけることを期待しています。

依頼を開始してからの変化はいかがでしょうか?

井上さま:

最も大きな変化は、社員が「本来のコア業務」に集中できるようになったことです。以前は「資料のレイアウトを整える」「バナーを作る」「ウェブを更新する」といった作業に多くの時間を費やしていたコンサルタントや営業担当者が、クライアントへの提案準備や、新しいセミナーの企画、顧客対応といった、直接的に利益を生み出す業務に時間を使えるようになりました。組織全体の生産性が飛躍的に向上したと実感しています。

また、制作物のクオリティが均一化されたことで、対外的なブランドイメージも向上しました。以前は担当者によって資料やバナーのデザインにばらつきがありましたが、今はすべての制作物を一定のトーンで仕上げてもらえるため、武蔵野としての統一された世界観と信頼感を発信できるようになりました。

「社員が制作業務に追われる」状態から解放され、組織全体の生産性と制作物のクオリティが同時に向上しました。

コスト面でも、大きなメリットを感じています。複数の外注先に分散していた費用や、社員がノンコア業務に費やしていた見えない人件費を考慮すると、Animaさんの定額制サービスは非常にコストパフォーマンスが高いです。予算管理もシンプルになり、経営管理の観点からも導入して本当に良かったと感じています。

さらに、今後は資料改善による効果にも期待しています。数字として即座に測るのは難しい部分もありますが、セミナー資料の質が上がれば、セミナーそのものの質も上がり、結果としてアンケート回答率の向上にもつながっていくのではないかと考えています。

最後に、どのような会社がAnimaに合うと思いますか?

井上さま:

今後は、私たちのように資料作成やウェブ更新などのノンコア業務に時間を取られている企業だけでなく、社内にデザイナーがいない中で、発信の質とスピードの両立を求められている会社にとっても非常に相性が良いと感じています。

特に当社としては、LPだけでなく、セミナー資料や営業資料まで支援領域を広げていきたいと考えています。コア業務に集中すべき人材が制作業務に時間を費やしている状態は、企業にとって大きな機会損失です。Animaさんに制作業務を包括的にアウトソーシングすることで、組織の生産性はさらに改善できると思います。

また、ウェブ・資料・バナーなど、複数種類の制作物を同時並行で進める必要がある企業にも向いています。メディアごとに外注先を分ける必要がなく、1つの窓口で全て完結するため、管理コストが最小限に抑えられます。

そのうえで私たちが一番期待しているのは、単に制作を外に出すことではなく、意図を汲み取りながら、スピーディーに、確認作業を少なく進められる体制をつくることです。外注に対して「高い・遅い・噛み合わない・管理が面倒」という印象を持っている会社にとっても、新しい選択肢になるのではないかと感じています。

ISO 30414は、人的資本に関する情報開示のガイドラインを定めた国際規格です。組織文化、コスト、生産性、多様性、スキルと能力など、11項目に基づき、人的資本の価値を客観的に測定・開示することを求めています。

株式会社武蔵野の「ISO 30414」認証は、株式会社HCプロデュース(本社:東京都千代田区、代表取締役:保坂駿介)の審査を経て取得しました。今回の認証取得は、武蔵野独自の経営の仕組みが、国際的な基準に基づき体系的に整理され、高いレベルで運用されていることの証明となります。

『ISO 30414』の認証を取得しました – お知らせ – 株式会社武蔵野 – 独自で培った仕組みやノウハウを提供し、全国の中小企業を経営改善へと導く経営コンサルティング ダスキン事業を基盤とした中小企業の経営コンサルティング
武蔵野のお知らせ です。 2025年12月22日、人的資本に関する情報開示の国際規格である「ISO 30414」の認証を正式に取得しました。 ■ISO 30414とは ISO

制作チームよりひとこと

武蔵野様との取り組みは、「社員のノンコア業務を外部に移管することで、組織の生産性を高める」という私たちのサービスの本質が、最も明確に現れた事例の一つです。

経営コンサルティング会社という性質上、武蔵野様では「資料やウェブサイトの品質が、そのまま企業の信頼性やブランド力に直結する」という側面があります。そのため、単に見た目をきれいに整えるだけでなく、武蔵野様が伝えたいメッセージやノウハウが、視覚的に最大限伝わるデザインを追求することが重要でした。

従来の制作会社や運用代行会社には、どうしても進行面・見積面・コミュニケーション面で無駄が生まれやすいと感じています。たとえば、LPを一式デザインしてから確認に入る、あるいは20枚規模の資料をまとめて初稿提出する進め方では、完成に近づいてから認識の齟齬が見つかり、結果として手戻りが大きくなることも少なくありません。

そこで私たちは、リーンな制作手法 × 生成AI を前提に、営業日ベースで進行を明確にしながら制作を進めています。LPであればファーストビューと数スクロール分、資料であれば最初の3〜4枚といった単位でまず初稿を出し、方向性を早い段階ですり合わせることで、どんなクリエイティブでも初稿48時間以内(営業日目安)で進められる体制を整えています。制作業界では珍しく、納期や対応スピードを曖昧にせず、営業日単位で進行目安を共有している点も、私たちの支援の特徴です。

また、構成設計や初期制作には生成AIを活用してスピードを高めつつ、最終的な仕上げはプロクリエイターが担うことで、速いだけではなく品質と継続性も両立しています。ウェブサイト・WordPress・バナー・資料という全く異なるメディアを一括で対応できることに加え、必要な時にすぐ動ける継続的なコミュニケーション体制まで含めて、武蔵野様のように事業スピードを止めたくない企業様を支える仕組みを目指しています。

重要なのは「制作が速いこと」そのものではなく、その結果として「社員の皆様が本来の業務に集中できる環境を整えること」だと考えています。今回の取り組みを通じて、制作業務を一時的な外注ではなく、「組織の生産性を高めるためのインフラ」として一緒に築いていけたことを嬉しく思っています。

赤尾駿

執筆・監修:赤尾駿 株式会社Anima 代表取締役

Web制作歴9年・SNS運用歴4年。制作会社を経て独立し、国内最大級クラウドソーシングでデザイナーランキング1位を獲得。美容・金融・エンタメ・ペット領域で複数メディアを展開し、累計フォロワー20万人以上・月間1,000万PV規模に育てたのち事業売却。現在は生成AI×クリエイティブの制作体制「レンタルデザイン室」を展開。