SNSマーケティング

ギフティングとは?やり方・費用・ステマ規制の注意点をわかりやすく解説【2026】

赤尾駿

監修:赤尾駿(株式会社Anima 代表取締役)

Web制作歴9年・SNS運用歴4年|最終更新
読了 約4分
ギフティングとは?やり方・費用・ステマ規制の注意点をわかりやすく解説【2026】

ギフティングとは、インフルエンサーに商品やサービスを提供(ギフト)し、体験をSNSで発信してもらう施策です。金銭報酬を伴わない「無償ギフティング」なら低予算で始められ、口コミの量を作るのに最適。本記事では、無償・有償の違い、進め方、費用感、ステマ規制の注意点までを実務目線で解説します。

この記事の要点

  • ギフティングは無償(商品提供のみ)と有償(+報酬)の2タイプ
  • 無償は投稿確約なしが原則。「投稿したくなる体験設計」が成否を分ける
  • PR表記(#PR)は無償でも必要。ステマ規制の対象になる

無償ギフティングと有償ギフティングの違い

  • 無償ギフティング:商品・体験の提供のみ。契約を結ばないことが多く、投稿はインフルエンサーの任意。ナノ〜マイクロ向き。コストは商品原価+送料のみ
  • 有償ギフティング:提供+投稿報酬。投稿内容・本数・期日を契約で決められる。確実性が要る新商品ローンチや、フォロワーの多い相手への依頼向き
無償と有償、どっちで始める?無償ギフティング費用は商品原価+送料のみ投稿は相手の任意(確約なし)ナノ〜マイクロ×多数向き口コミの「量」を作る有償ギフティング提供+投稿報酬(契約あり)内容・本数・期日を握れるローンチなど確実性重視口コミの「質」を作るどちらでもPR表記(#PR・#提供)は必須。ステマ規制の対象
まず無償で試し、勝ち筋が見えたら有償で作り込むのが定石。

進め方5ステップ

  1. 目的を決める:口コミの量産か、特定ジャンルでの認知か
  2. 相手を選ぶ:ジャンルの一致と投稿の質。過去にギフティング投稿をどう扱っているかを必ず見る
  3. 丁寧に依頼する:テンプレ一斉送信は開封されない。その人の投稿に触れた個別文面で
  4. 体験を提供する:投稿を縛りすぎない。撮りたくなる瞬間・シェアしたくなる体験を用意する側が勝つ
  5. 投稿を二次活用する:許諾を取って自社SNS・サイト・広告に転用。ここまで設計して費用対効果が最大化する

ステマ規制の注意点

2023年10月から、広告であることを隠した投稿は景品表示法のステマ規制の対象です。重要なのは、無償のギフティングでも「事業者から提供を受けた」ことがわかる表記(#PR・#提供 など)が必要な点。表記を避ける依頼は、行政処分と炎上の両リスクを企業側が負うことになります。依頼文面に表記ルールを明記するのが実務の作法です。

実例:「体験ギフティング」で口コミを設計する

モノを送るだけがギフティングではありません。当社が支援した都内の会員制サウナ施設では、施設体験そのものをギフトとしてインフルエンサーを招致し、撮影しやすい環境・シェアしたくなる瞬間を施設側で用意。投稿作成やショート動画制作も当社で伴走し、アカウントは5,000フォロワーまでグロースしました。飲食・宿泊・美容などの店舗業態は「体験ギフティング」と特に相性が良い領域です。

よくあるご質問

無償ギフティングで投稿してもらえる確率は?

相手とジャンル・熱量が合っていれば投稿率は大きく上がります。逆にジャンル違いのテンプレ一斉送付はほぼ投稿されません。送付数より選定の質が重要です。

どんな商品・業態が向いていますか?

写真・動画映えする商品、体験型の店舗(飲食・サウナ・宿泊・美容)、使用感を語れる消費財が向いています。効果が言葉にしにくい商材は有償で企画を作り込む方が確実です。

投稿内容は指定できますか?

無償の場合、細かい指定は嫌われます。必須事項(タグ・PR表記)だけ伝え、表現は任せるのが基本。内容を握りたい場合は有償で契約に落とし込みます。

まとめ

ギフティングは低予算で口コミを作れる入口施策です。成否は「選定の質」と「体験の設計」、そしてPR表記の徹底。単発で終わらせず、投稿の二次活用とマイクロインフルエンサーの継続起用につなげると効果が積み上がります。全体像はインフルエンサーマーケティングとはへ。

ギフティング、うちの商材で効く?

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本記事の内容は、当社の実制作案件をもとにした代表的な内容です。

赤尾駿

執筆・監修:赤尾駿 株式会社Anima 代表取締役

Web業界9年・SNS運用歴4年。制作会社を経て独立し、国内最大級クラウドソーシングでデザイナーランキング1位を獲得。Anima設立後は、複数領域(美容・エンタメ・ペット・サウナ・金融)で自社メディアを立ち上げ、合計で月間約3,000万PV規模まで育成し、その後、事業売却しました。現在は生成AI×クリエイティブの制作体制「レンタルデザイン室」を展開。